子供と一緒の旅に

小さなお子さん連れでイタリア旅行という人もいるかと思いますが、イタリアの主要観光地には子供向けの施設はほとんどないのが実情です。
フィレンツェでも中心地は街自体が歴史的地区として保存対象になっていることもあり、大きな模様替えが出来ないことから、改めて子供向けの施設を作るきっかけはないようです。

とはいえ、イタリア人は子供連れには寛容ですし親切にしてくれる人が多いので、イタリアの旅は子供連れでも充分に楽しめると思います。

さて、ここではお子さん連れの方に役立ちそうな情報を幾つか挙げてみましょう。

食事ですが、イタリアのレストランでは小さいお子さん用の椅子が用意されているところはほとんどありません。
なので、真冬は無理ですが、ベビーカーがある場合は外にテーブルが設置されている店を選んで、お子さんはベビーカーに乗せたまま食事をするのも手です。
イタリアでは、レストランに入ったら子供でもきちんと席に座っているというのが基本ですが、外の席ならちょっとぐらい立って歩いたりしても気にならないので、そういった意味でも適しています。

列車やバスを利用する際には子供割引がありますが、これらの割引は単純な子供割引とはちょっと違います。

列車(TRENITALIA)は“家族割引”になっていて、2~5人の家族には12歳未満の子供は半額に、それ意外の人にも20%割引があります。
(但し、割引対象には最低料金の設定や、ローカル線など対象にならない列車、他のオファーとの併用不可などの条件があります。)
また、4歳未満は席を取らなければ無料です。

フィレンツェの市バス(ATAF)の子供割引は変わっています。
年齢ではなく“身長1mまでの子供が無料”になり、1mを超えた子供は大人料金を支払います。

せっかくだからイタリアで子供服を買いたいという場合は、フィレンツェならレップブリカ広場近くのデパートCOIN(コイン)の2階に行ってみましょう。
ここには、可愛いデザインからシックなものまで、実用性の高いカジュアルブランドを中心とした子供服が揃っています。

COINよりももっと手頃な価格の服が見つかるのは、駅からドゥオーモ広場へと延びる大通りVia PanzaniにあるデパートOVIESSE(オヴィエッセ)で、ここは地下に子供服売り場があります。
(同じOVIESSEはVia Nazionaleにもあり、こちらは1階の奥が子供服売り場になっています。)
扱っているのは独自ブランドがほとんどですが、普段着にピッタリのカジュアル系の服を中心に、パジャマや下着なども見つかります。
また、同じVia PanzaniにはBenetton(ベネトン)の子供服ショップもあります。

レップブリカ広場のリナシェンテデパート側ではなく、広場を挟んだ反対側のVia BrunelleschiにはPrenatal(プレナタール)という子供服専門店があります。
こちらはイタリアの代表的な子供服のブランドで、出産祝いや誕生日プレゼントにはこのブランドの服を選ぶ人が多く、服だけでなくベビー用品や小物も豊富です。

おもちゃの専門店なら、ドゥオーモ広場からサン・マルコ広場への大通りVia CavourにあるDreoni(デレオーニ)へ。
広い店内には様々な種類のおもちゃだけでなく、パズルやゲーム、モデルカーなどもあり飽きません。

小さなお子さんは美術館巡りばかりでは退屈してしまいそうですが、中心部には残念ながら子供が遊べるような大きな公園はありません。
リベルタ広場近くで大型地下駐車場のあるParterreにはMondo Bimbo(モンド ビンボ)という10歳までの子供が遊べるエアー遊具の屋内遊園地がありますが、観光地からは少々離れてしまいます。

が、レップブリカ広場にはメリーゴーランドがありますし、サンタ クローチェ広場 の広いスペースは地元の子供達も公園代わりに使っているので、ここで小さなボールや縄跳びなどを使って遊ばせてあげるといいかもしれません。
また、この近くのBorgo Allegriという通りの18番地には、小規模ですが遊具の備わった公園もあります。


イタリアの代表的な子供服ブランド・Prenatal

おもちゃ専門店のDreoni

レップブリカ広場のメリーゴーランド