イタリアで病気になったら

さて、イタリアの医療システムについては別途説明しましたが、保険証を持たない旅行者や留学生などが体調不良に陥った時にはどうすればいいのでしょうか。

公立総合病院の救急(Pronto Soccorso(プロント ソッコルソ))では観光客でも診察してもらうことが出来ます。
ただ、待ち時間が長いので、場合によっては病院で丸一日がつぶれてしまうことも覚悟しなければなりません。
また、公立病院の医師や看護婦はイタリア語しか話せない人が多いので、肝心の診察時に意思の疎通が出来ないということもあり得ます。
しかし、特別な検査などを要さない診察は外国人でも無料なので、そこは大きな利点です。
特に受診のために必要な書類はありませんが、身分証明書としてパスポートは持って行くようにしましょう。

☆中心地にある総合病院
●Santa Maria Nuova
住所 Piazza S. Maria Nuova, 1

☆中心地ではないが、設備の整った大学病院
●Careggi
住所 Viale Morgagni 85

☆小児総合病院
●Ospedale Anna Mayer
住所 Via L. Giordano 13


フィレンツェには英語の通じるツーリスト向けの緊急診療所もあります。
ここはドゥオーモ広場のすぐ近くにあり、診察は有料ですが基本料金30ユーロ程度と良心的です。
ただ、診察可能な時間が限られています。

●Guardia Medica Turistica (Misericordia di Firenze)
Vicolo degli Adimari 1,Firenze (Piazza Duomo)
電話 848-812221
月~金 14:00-16:00


いずれにしても、イタリアに来る際には必ず前もって医療保険に入って来ることをお勧めします。
医療保険に入っていれば、大抵の観光都市の場合には保険会社提携の医師がいますし、提携医師のいない街でも医料実費をカバーしてもらえる、また、場合によっては通訳を派遣してもらえるなどのケースも多いからです。

保険会社、保険の種類によってサービス内容は違って来るので、自分の入った保険の大枠を理解しておくのは基本ですが、医師の診察が必要と判断した時には何よりもまず保険会社に連絡を取って、保険でカバーされること、されないことをきちんと確認します。
連絡先などは保険証書に書かれているので、旅行中は常に証書を携帯することが大事です。

また、症状が軽く自分で薬を購入したいという場合は、フィレンツェ中央駅構内の薬局は24時間営業で英語も通じるので便利です。


Santa Maria Nuova 病院の救急