トスカーナの美味しい田舎生活

私自身はフィレンツェの街中の観光地に住んでいるのですが、親戚や知り合いには郊外でのんびりと田舎暮らしを満喫している人たちもたくさんいます。

そういった人たちは大抵は広い庭を持っているので、自分の庭で野菜や果物などを育てたりしていますが、トスカーナ地方の田舎の家の、多くの庭に当たり前のようにあるのはオリーブの木です。
秋の終わりに実を収穫して、摘みたての実からオリーブオイルを搾るのです。

これは家庭では出来ないので、搾油機を所有する知り合いの農家で作業してもらいますが、搾りたてのオイルの味は何ともいえません。
それぞれの家のオリーブから出来たオイルは味もそれぞれ。
ちょっぴり舌にピリッとくるもの、ほんのり苦味を感じるものなど、どれもが独自の美味しさなのです。

我が家には、毎年複数の親戚や知り合いから出来立てのオリーブオイルが届けられるので、搾りたての新鮮なオイルを堪能出来るという幸せに与っています。

トスカーナパンにつけて、ほんの少しの塩をふりかけて食べるのが、新鮮なオリーブオイルの一番の味わい方ですが、私はサラダにもたっぷりかけてしまうので、あっという間に消費してしまい、親戚に「もう一瓶のおかわり」をお願いしてしまうなんていうことも多々。

オリーブだけでなく、自分で葡萄の栽培をしている人もいて、この葡萄はワインに変身します。
こちらも、時々プレゼントされたり飲ませていただいたりするのですが、やっぱり“自家製”のお味は何ともいえず、田舎暮らしが羨ましくなります。


自然に溢れるトスカーナ

オリーブの実