クリスマスプレゼントの行く末

イタリア人にとって大切なイベントといえば、復活祭、誕生日、大晦日、クリスマスです。
中でもキリストの誕生を祝うクリスマスは、カトリックの国イタリアでは何よりも大事な祝日になります。

イタリアのクリスマスは日本のように恋人同士で過ごすのではなく、家族や親戚で集まってお祝いするのが慣わしです。

さて、クリスマスは当日までが大変です。
なぜかといえば、家族全員だけでなく、親戚、親しい友人など何十人分ものプレゼントを用意しなければならないからなのです。

毎年、何十個ものプレゼントを選ぶのは至難の業で、12月になるかならないかの頃から、街はプレゼント選びに走り回る人たちで溢れています。
以前に贈ったものと重ならないように、毎年アイデアを振り絞り、デパート、ショップ、この時期に広場に立つクリスマス・マーケットなどで、みんな必死にプレゼントを探すのです。

こんなに一生懸命に用意するプレゼントですが、クリスマスの後には、いらないプレゼントを持ち寄る“交換マーケット”があちこちで開催され、これが毎回大盛況という話。
それなら、いっそのことプレゼント交換なんてしなければいいのに…と思うのですが、イタリア人に言わせると、「風習だから辞めるわけにはいかない」のだそうです。


クリスマスマーケットに集う人たち

街中のショーウィンドウ