市場で楽しく節約

イタリア人のお給料の平均は1300ユーロと言われているのですが、月に1000ユーロの収入に満たない人もたくさんいるのが実情です。
そして、収入と比較して、イタリアの物価は非常に高いのです。

中でもフィレンツェは特に物価の高い街で、賃貸住宅の家賃一つ取っても、ワンルームですら最低500ユーロはします。
ガス、電気、電話などの公共料金も高いため、切り詰めるとしたら食費を始めとした生活費ということになります。

そんなイタリアにおける市民の強い見方がMercato(メルカート)=市場です。

フィレンツェで一番有名な市場はMercato Centrale(中央市場)。
ここには野菜や果物、肉、チーズなどの生鮮食品中心の店が並んでいて、新鮮な食料品がスーパーなどに比べて断然安く手に入ります。

そして、もう一つの市民の台所として多くの人が利用しているのは、Mercato Sant’Ambrogio(サンタンブロージョ市場)です。
ここは食料品だけでなく、市場を取り巻いて衣料品や日用品の屋台も出ています。

中央市場周辺にも屋台はありますが、こちらは観光客相手のお土産屋さんの様相が強く、あまり面白みはありません。
サンタンブロージョの屋台はもっと市民密着型で、何より掘り出し物がたくさん見つかるのです。

月~金まで常設の屋台もありますが、多くは曜日代わりになっているので、お目当ての屋台が来る日を狙って足を運びます。

私がよく行くのは水曜日と金曜日。
水曜日に出展している靴の屋台では、小売店の半額ぐらいの値段で本皮でデザインも秀逸な靴やブーツが見つかります。
金曜日には古着の屋台が数店出ていて、大抵は一着2-3ユーロ、コートでも10ユーロなんていう値段で売っていたりします。
新古品や驚くようなブランド物まで混ざっているので、そういったものを山積みの服の中から見つけ出すのは醍醐味です。

靴、バッグ、服(新品、中古どちらもあります)、化粧品、日用雑貨や植木まで売っているので、ただ見ているだけでも楽しめます。


中央市場の青果売り場

サンタンブロージョ市場の古着の屋台